先週行われた百想芸術大賞で、
チョン・ソンイルさんが脚本賞を受賞してました。
推奴はやはりいい作品だったみたいです。
心に残る台詞がいっぱいありましたもの。
下の映像は最終回の一場面から。
テギルがオンニョニに別れを告げるシーンです。
この台詞も胸に迫りますが、
このすぐ後に出てくるテギルの独白は、
ヒョギ氏の熱演ともあいまって、
もう涙なくしては聞けないくらいです。
4月からスカパーで放送されるそうですので、
ぜひそちらでご覧ください。
このドラマは人が人としてのささやかな幸せすら望めなかった時代に、
その制約を打ち破ろうとして斃れていった者たちを描いてます。
結末は悲劇的なんですけれども、
ラストシーンで斃れた人びとに続く者たちを暗示して終わります。
だからお茶の間で見ている視聴者たちも、安堵できます。
こんなふうに明日は今日よりもよくなると信じられるあたり、
製作者たちが育った時代の韓国の雰囲気を投影しているの
かもしれないななんて思ったりしました。
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