そうなんです、楽しかったんです。
期待以上に楽しませてくれたんです、ジョングク氏！！
음악중심の録画は２時間待って５分で収録といった具合でしたので、
また機会があればご報告します。
ともあれ会場で久しぶりに出会った韓国ファンの方、
初めてであったファンの方、もろもろご一緒してCoexまで移動。
ソウル西郊から江南まで、地下鉄で1時間半くらいはかかったかな？
到着してまず会場をチェックしてみました。
入口には華やかな花輪がた~くさん並んでました。
その大半はファニ君・ブライアン君へ贈られたもの。
ウリ・ジョングギへは公式カフェのお姉さんファングループからのものと、
お友達のユ・スンジュン氏ファンクラブから届いたものくらい。
いや、正直不安になりました。
だって会場内もファニ＆ブライアンの大小さまざまな横断幕がいっぱいです。
それに比べてジョングク氏の横断幕は、わずかに３点ばかりですもん。
これじゃまるで、FLY TO THE SKYのコンサートにジョングク氏がゲストで登場、
って具合になりはしないかしら。観客もFTTSのファンのほうが多そうだわ。
そんなふうに危惧してたんです。
ところがどっこい、それはまったくの杞憂でした。
ふたを開けて見れば、27日の観客の６.７割がた(?)はジョングク氏を見に来られた
ファンじゃないかな、って思うくらいの声援でした。
むしろほんとうに素晴らしいステージを見せてくれたファ二君・ブライアン君に
申し訳ないくらいでした。だってマイクを向けられても、歌えなくて。。
一応歌の予習はして行ったんですけど、ソロ・アルバムの方は正直いって
十分に聞けてなかったもので。とっても済まない思いがします。
でも28日にはFTTSファンの方たちもたくさん来ておられて、
お2人も気持ちよく歌われたんじゃないかと思います。
ともかく年長のジョングク氏を立ててくれるし私たちファンにも気配りしてくれるしで、
とってもいい青年たちでした。
ということで、全体で２時間２０分くらいに及んだ”세 남자 콘서트”のうち、
第３の男：キム・ジョングクの公演部分だけをご紹介してみます。
まずは登場シーンから。
第１部がファニ君、第２部がブライアン君が担当しました。
すでにソロ活動も活発なお二人ですからね。
けれども引き続きFTTSとしても歌い続けますから、
といういことで３曲ばかり懐かしいヒット曲を披露してくれました。
その最後がお待ちかねの”Missinng You”。
今回のジョイント・コンサートの話を聞いたときに、
私がまず期待したのがジョングク氏にこの歌を歌って欲しいということでした。
なのでこれはもう期待したとおり。大げさにいうと夢がかなった感じです。
まずFTTSの2人が歌いだしサビの部分になると、
舞台中央からジョングク氏が現れました。
「한번만 내 마음을 들어줘~~」という歌詞が、
予想通りジョングク氏の繊細な声によく似合ってました。
”Missing You”のあとはしばらく３人でおしゃべりしたあと、
やはりお約束の”회상”を３人で。
先日ご紹介したとおり、この曲はFTTSさんたちのリメイクアルバムに収録されていますので。
アルバムともまた違うアレンジで、とてもよかったです。
そしていよいよジョングク氏のソロ・ステージになりました。
歌われたのは順に、
”어느 째즈 바 ”,”편지”,”한 남자”,”어제보다 오늘 더”,”Good-bye Yesterday”,
”고맙다”.”사랑스러워”,”White Love”の８曲でした。
Turbo時代からソロになって以降のめぼしいヒット曲をピックアップしてますよね。
そういう意味ではとてもオーソドックスな選曲で、
今後のコンサート活動のウォーミングアップという印象です。
”어느 째즈 바 ”はオリジナルよりややアップテンポなアレンジで、
いまどきの感じになってました。
”한 남자”はせり出し舞台の最先端に腰掛けて歌ってくれました。
みなさん2004年6月25日のKBSユン・ドヒョンのラブレターを覚えてらっしゃいますか？
あのときKBSホールのステージ床に座って歌った「ハンナムジャ」が、
歌手キム･ジョングクの再ブレークの引き鉄になりました。それを意識した演出でした。
私はS席の３列目にいたのですが、
ジョングク氏の姿をすぐ目の前にしながら聞いたのでとりわけ感慨深かったです。
”어제보다 오늘 더”のあたりでMighty Mouthの2人が合流しました。
っていうことからもお分かりのように、
今回はオリジナルではなくてヒップポップ・バージョンでのステージになりました。
テレビでも何度か聞かせてくれましたよね。
Mighty Mouth君たちは６月のソウル・ファンミのときもそうでしたけれど、
ジョングク氏をホントによく盛り上げてくれて３人の息がよくあってます。
持ち歌の”Energy”と”Family”も楽しかったですよ～。
”Good-bye Yesterday”はマイキーと一緒に。
会場からマイキーへの激励コールも飛んでました。
あらかじめ打ち合わせておいたとおり、
歌の途中で”사랑일걸～”というフレーズに差し掛かると、
ファンたちがいっせいに手に持っていた銀箔の紙ふぶきを投げます。
暗い会場内でキラキラと光って、これはなかなかきれいでした。
盛り上がったところで一息ついて、今度は”고맙다”を。
なんでも会場に来ておられるお知り合いの方が、今日ちょうどご婚約だそうです。
しっとりと聞かせてあげたいのでファンのみなさんはどうぞリップシンクしてください、
ってことだったんですけれど、
ついいっしょに歌ってしまわれる方もいらっしゃいましたね(笑）。
そういえば関係者席にジョングク氏のご両親や親戚のみなさんも来ておられましたよ。
お2人ご一緒のところをお見かけするのは、2004年のソロ・コンサート以来でした。
そしていよいよこれで最後ですと、ラストコールがかかりました。
楽しい気持ちでお帰り下さいってことで、
締めくくりはやはりこの曲、”사랑스러워”でしたね。
ステージを縦横無尽につかって、
客席のどこにいても楽しめるように動きまわってくれました。
バックの画面に曲にあわせていろんな映像が流れるのですけれど、
このとは”김도끼”の文字が出てきたので大笑いしました。
mbcの무릎팍도사をごらんになった方はお分かりですよね？
ラストが終わってもみなさん席を立ちません。アンコールを求める声が会場に響きます。
ジョングク氏もすぐに戻ってきて、”White Love”を歌ってくれました。
終わりかけるかなって思うたびに、
なんどもなんども”하늘을 봐 하얗게 눈이 내리는..”ってフレーズを
リピートしてくれるものだから、
ステージと会場のみんなが一つになってとっても盛り上がりました。
この세 남자 콘서트とっても充実した公演でした。
これまで私が見たジョングク氏のステージのなかでは、
出色というとちょっと大げさかな？
ただやはり喉の調子は万全ではありませんね。
高音が出にくそうですし、無理に出そうとする不安定になってました。
声が伸びきらないので、独特の魅力である艶が薄れているとでもいいましょうか。
”편지”と”Good-bye Yesterday”だったと思うんですけれど、
歌い終わったあと２度ほどため息をつかれたのでやはり歌いにくいのかなって思いました。
そういう話を知り合いの韓国ファンたちにもしてみたんですが、
みなさんも気になさってらっしゃいました。ファンの思いはみな同じですね。
そのかわりと言うわけではありませんけれど、
ステージングはいぜんとは比べ物にならなりません。
特にmcはものすごく上達されました。饒舌だし楽しい。
全体としてじっくり聞かせることよりも、
観客を楽しませウキウキさせることを主とした公演でした。
좋운 콘서트っていう公演企画の大手が担当されるようになって、
演出担当者も変わったんじゃないでしょうか？
エンターティナーとしての可能性を、じゅうぶんも感じさせてくれる仕上がりだったと思います。
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